2012年04月09日

株式会社ソメヤ(熊谷市瀬南)後編

さあ、春まっさかり💠
熊谷市でも💠さくら祭り💠が4月15
まで行われるそうですよ‼
荒川土手の桜が夜はライトアップされるのでとっても綺麗です✨
みなさんお出かけくださいね⤴

ところで、前編では着物や熊谷染めの概要をお話ししてきました^^!

後編も引き続き
株式会社ソメヤ 代表取締役社長の染谷政示さんにお話を伺ってきました😃

今回は、全国へと熊谷染めの販路拡大を手掛けているソメヤさんの工場を案内していただきました☀

二階建ての工場の中に入って思ったことは、「広い!ちょっと暗い!涼しい⛄」でした😵
工場を見学させてもらう立場でなんて我儘なんだ😠と思った方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ここがポイントなんです✨
昔から、染屋の工場は日光と湿度に気を遣い、一方向からの光で一日中湿度が安定しているように土間を使い、繊維の状態が一日中変化の少ないよう工夫されているそうです

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💡熊谷染めができるまで
1⃣ 捺染のり
なぞの物質+染料・熱湯=捺染のり

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なぞの物質の正体は糖粉・米ぬか・塩・熱湯がミックスされた「糊」です✨
パッと見た感じぬか漬けの樽かと思っちゃいました><(笑)
アリエリ、この捺染糊の前段階を味見させてもらいました
「ちょっとしょっぱい粘土みたい(エリ)」「これだけで、ごはん大盛り5杯はいける!(アリ)」というのが感想で、自然古来のものを使ってるんだな〜驚き!と共に、ふむふむ関心しちゃいました

これに染料と熱湯を配合し粘度を調整して、捺染糊の完成です‼

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濃い色や薄い色で立体感を出すことで、日本古来の美意識であるわびさびを表現するんですって👀

2⃣ 染物屋さんの財産『型紙』
染める上で必要な型紙、ソメヤさんでは5,000枚もの型紙をもっています✨
人間国宝の方が彫った型紙だと10万円もするという事で驚きです👀

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このように、ずらーっと型紙が並んでいます!!

カメラで写しても繊細すぎてうまく写りませんでした><
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こちらは、最高級とされる万筋。一本一本が細く染められます
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型紙をたくさん見せていただいたのですが、幾何学模様や細かい縞模様などとても「人間業」とは思えません。まるで、コンピューターグラフィックのよう➰
細かく、正確に彫られているけれど、手彫りという事で、手作りの温もりが感じられます❤

3⃣ いよいよ生地に染める作業である印捺(いんなつ)を行います✨
型紙を枠にはめ、型を用いて模様を出す部分に、捺染のりを一定の厚さに置く操作を印捺といいます〰
この時、布に模様を鮮明に写しだし、他の部分に捺染のりを付着させないことが大切です!

ソメヤさんのポイントは手工(しゅこう)スクリーンです。人が型を移動させて印捺していきます💓
ここでは、型を移動させ定位置にはめて染め上げる、カタン、カタンという音が一定のリズムで刻まれていました🎵

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クローズアップ!!!
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この印捺部分は染谷政示さんの着物の大量生産を目指した「挑戦」です

4⃣ 蒸熱処理
地糊が乾いたら、生地がくっつかないようおが屑をかけ、蒸し棒にうどんを干すような状態につるします。24反までかけることができます。
そして、染料を固定するための「蒸熱処理」をし、約100℃で40分間蒸します

蒸し機.jpg

この窯は元はキノコを殺菌する機械でした。
ムラができないようにするには、長年の勘を頼りに釜の中でどう変化しているかを見極めることが大切なんですよ💓

5⃣ 水洗い
蒸し終わると余分な色糊等を除去するために水や洗剤を用いて洗浄します💨
友禅流しを工場内で行うといったイメージで、水は地下水をくみ上げているんですよ😃水道水は、消毒用の塩素などが入っているので、適さないそうです!

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(ちょっと見にくいのですが、ここに水を流して洗浄するんですよ〜)

6⃣ 乾燥
このような広い場所で、うどんのように一反ずつ伸ばしながら干していきます🎵

干す場所.jpg

7⃣ 完成
最後にしわを伸ばし、幅を揃え「反物」が出来上がります😃
これが、完成した反物です❤

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💡最後に…
染谷政示社長さんの代に作業工程を一部機械化(簡素化)して一日にたくさんの反物を作れるようになりました⤴

「伝統」と「革新」
伝統を守るには常に研究し続けなければならない✨
伝統を守るうえで、崩してはいけない「核」を持ち、崩してもいい作業工程を変える!
例えば、コンピューターなどをあえて避けて通る必要はなく、そういう「新しいもの」を厭わずに目を向けることが大切だよ、とおっしゃっていました🎵
伝統というと、昔のままの状態をそのまま続けるというイメージだったため、この言葉は斬新でした!!

型紙をまっすぐに貼れる仕組みづくりを行い、蒸す作業を機械化した株式会社ソメヤ✨
着物を愛する染谷さんだからこそ、たくさんの人に着物を着てほしいという思いから、簡素化→大量生産という流れをつくれたのでしょう💕

今残っている伝統的な製品は昔と同じに見えても絶対にどこかが変わっている💓

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それぞれの時代に合うように変革し熊谷染めを全国に発信し続ける染谷さん💓(熊谷直実の型紙と一緒に写っています)
この「伝統」がこれからも続いて行ってほしいとしみじみ思うアリエリでした😃

エリは、もう少しあたたかくなったら、大学時代の友人と母の着物を着る会をする予定です★もっともっと日本の伝統的な文化に触れたいという思いが強くなりました^^
今年は祖母に浴衣の着付け方を教わろうと、伝統文化に触れる機会をいただけた工場見学でした!


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株式会社ソメヤ
熊谷市瀬南130番地

※今回は特別に企業訪問をさせていただきましたが、ソメヤさんでは、工場見学を現在受け入れておりませんのでご了承ください。

株式会社ソメヤさんのふくさはこちらに掲載されています。


posted by 熊谷市商工業振興課 at 16:20| 株式会社 ソメヤ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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