2014年06月11日

MSD株式会社 妻沼工場(西城) 後編

お待ちかねの後編です!

予告どおり後編ではMSD株式会社様の物流工程の紹介です!

前編でご紹介した包装工程から階段を歩いて物流工程に向かいます。
この階段にも普段の階段とちょっと違う光景が見られます

階段2.jpg

段差がきつくて上るだけで健康増進につながる・・・というわけではなくて、
階段の両側に手すりがあるのですわーい(嬉しい顔)

普通階段では手すりはどちらか片方にしかついていないと思いますが
上るときと降りるとき、どちらでも利き手で手すりをつかめるように配慮されていますグッド(上向き矢印)

ついに物流工程のご紹介ですぴかぴか(新しい)

1 保冷庫
保冷庫では温度を5度に設定して管理されています
停電でも継続して管理を行えるシステムとなっており、
図書館のような自動棚を採用しています本
ワクチンは全て保冷庫で保管されています。

古本に囲まれ、居住・活動・睡眠スペース≒本棚となっている
アリの家にもこのようなものがあればもっと快適な生活が送れるのに・・・

2 自動運搬機
物流工程では自動で製品を運び、自動で梱包する機械が大活躍をしていました。
@レールを走る自動運搬機
R0013765.JPG

工場の中をレールが走り、その上を自動運搬機が走りますー(長音記号2)

Aさらに凄い自動運搬機
今度の機械は接近センサーが物との距離を感知して、障害物に近づくと自動停止をします。
こちらはレールもなく、自由に移動できるようになっていますわーい(嬉しい顔)

自動運搬機A2.jpg

ち、近づいてくる・・・!!

自動運搬機B2.jpg

接近センサーA2jpg.jpg


機械の上の方に赤く光る装置があり、その光が反射板に当たって自分の位置を把握します。
それにより、機械が自分で障害物をよけたり通路を曲がったりすることが可能となっております。
(もしかしてアリよりも賢い・・・?)



4 自動積込機
こちらは自動でパレットに積み込む機械です。
エレベーターで荷物が1つずつ下がって来るので、
それを1つずつ拾って積んでいきます。
ゲームセンターのクレーンゲームを見ているようですファーストフード

クレーン@.jpg

クレーンA.jpg

クレーンB.jpg

クレーンC.jpg

クレーンE.jpg

クレーンF.jpg

さらに落下防止のため、自動でラップにくるみます。
ラップを切るまですべて自動という優れものです。

包み1.jpg

包み2.jpg

包みB.jpg

包みC.jpg

包み5.jpg

包みE.jpg

包みF.jpg

華麗なくるみ作業ですぴかぴか(新しい)

包装が終わると無人搬送車がどこからともなく近づいてきて、
包装後の製品を自動で積んで運んでいきます車(セダン)

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R0014023.jpg

R0014023.jpg

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最後に
工場見学の後に素朴な疑問に答えていただきましたキスマーク

○MSDさんの工場は熊谷以外にもあるの?
⇒MSDさんの自社工場は日本では熊谷の工場だけだそうですexclamation×2

しかし、MSDさんの製品は世界中で提供されているため、
世界中で適合するような最高品質の製品を製造していますわーい(嬉しい顔)

国内メーカーの場合国内の査察だけですが、外資系の企業の場合海外の査察もあるため、
国際的な基準を遵守する必要があり、世界中どこでも通用するような
まさにグローバルスタンダードな品質管理を行っています。

○薬の原材料ってなに?
⇒錠剤は主薬(有効成分)と賦形剤(ふけいざい)(薬効成分を持っていない)の2種類の物質から出来ています。
賦形剤は乳糖だったりトウモロコシのでん粉だったりします有料
賦形剤を混ぜるのは主薬はどれも小さいので飲みやすい大きさにするためだそうです

○錠剤はどうやって作るの
⇒錠剤の作り方には乾式造粒(かんしきぞうりゅう)、湿式造粒(しっしきぞうりゅう)
の2種類があります。
 乾式造粒は主薬を一定量入れて賦形剤を混ぜて
何トンという力で押し付けて錠剤にするという方法です。
 それに対して湿式造粒は粉を混ぜたところにでん粉を温めて糊にしたものを混ぜて
ヒーターで乾かして一定の粒の大きさにして錠剤にするという方法です。
 ただし、粉を混ぜただけでは錠剤にはなりません。
 乾式造粒は賦形剤に特殊な加工を施して、元々空気を含むものにし、
それを圧縮して錠剤にします。
 湿式造粒は粉自体に空気が入っていなくて練ることでふわっとして
空気が入ったような状態になり、それが縮まって錠剤の元になり、
圧縮すると錠剤の形になります。

○錠剤のコーティングは何のためにするの? 
⇒錠剤の苦味を抑えたり、安定性を保つためにコーティングを行います。
 MSDさんでは無味のものをつくっているため、
主に温度や湿度の変化に敏感な製品の品質のため、コーティングしているそうです。 
 アリは甘党なので、甘い薬のほうが好きです(良薬口に苦しですよ・・)がく〜(落胆した顔)

○薬は一日にどのくらい製造しているの?
一日で100万〜300万錠/ロットを製造しているそうです。
点眼液は9万本/日製造しているとのことです。

工場内ではこのように目薬が列をなして流れています電車
PB130100.JPG

R0013596.JPG

MSD妻沼工場さんでは国内向けの製品を製造しているため、
皆さんが日常使っている薬もここの工場で製造しているかもしれません
わーい(嬉しい顔)

ちなみに錠剤は一時間に10万錠以上製造されますが、
カメラで1錠1錠チェックを行っています。
こういった検査は諸外国ではあまり行っていないそうです。
日本で行っている理由は海外に比べて日本人は製品の見た目を気にする方が多いためだそうです眼鏡

製品の重さや固さも機械が自分自身でチェックしています。
1990年代からオートウェイトチェッカーを導入。
圧力を感知して圧力が高い場合、粉をたくさん使いすぎているなど、
圧力で粉の投入量をチェックしていますぴかぴか(新しい)

○新薬の開発にはどのくらいの時間がかかるの?
⇒新しい物質が特定されて、薬効を調べ、製品となるまで10年以上かかるそうです。
 非常に長い時間をかけてお薬は作られているのですね〜わーい(嬉しい顔)

最後の最後に今回の企業訪問日記でご案内いただいた方のご紹介です。

P4230009(補正).jpg

この写真では工場で撮影させていただいたため
ユニフォームを着ていますが
MSDさんではビジネスカジュアルを実践していて、
東京の本社でも業務によっては
ノーネクタイで勤務しているとのことです。

工場で働く方はまず事務所に出勤し、
工場に入るために毎朝更衣して勤務しているので、
ビジネスカジュアルになる理由もわかりますが、
本社では業務に応じて、スーツの方やビジネスカジュアルを
実践している方もいるということで合理的だな〜と思いましたグッド(上向き矢印)

お忙しい中御対応いただきましてありがとうございました


posted by 熊谷市商工業振興課 at 13:55| MSD株式会社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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